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スピリチュアルカウンセラーとして ⑤

スピリチュアリズムを学ぶ前までは
感受性の強さが重荷で重荷で
嫌で嫌で仕方ありませんでした。

小さい頃、本当の事を話せば可愛げのない子どもだと言われ、
中学生になった途端、人との距離感がわからなくなり
他人とどう向き合っていけばいいのか、
なぜ私がここに存在するのか・・・と悩む日々。

この頃の将来の夢の一つは、
どうやったら出家できるのか…
修道院に入るにはどうしたらいいのか…と
真剣に考えていました。
(これが前世に繋がる一つのエビデンスだと、
スピリチュアリズムによって知ることとなりました)
今となれば、もっと狭い限られた空間の中での集団生活になるので
私には絶対に無理だと悟りましたが…。

あの頃は、
自分とは関係のない他人の悲しみ・苦しみ・怒りだとわかっていても
そこと同化してしまうと簡単には立ち直れないし、
人が心で思っている事と、言っている事の違いに気づくのが
重荷以外の何ものでもありませんでした。

自分を護る術をスピリチュアリズムから学ぶまでは
感受性の持つマイナスの力だけに振り回されていました。

この世に生まれてくるときに神様から頂いた力というのは
持っているがゆえに、この世でうまく放出できないと
悩みに繋がっていく事が多いようです。
これはカウンセリングをしてきた中で実感として感じることです。

例えば、神さまからリーダーシップの力をいただいた人は、
補佐役の仕事には生きがいを感じることがなかなかできない。
でも、元々補佐という力をいただいている人は、
リーダーを任されたら逆に悩む…
感じて受け取る力=感受性という力も、
うまく使えないと自分以外の思いや感情に振り回されて、
単に自分を疲れさせるだけの力となってしまう。

プラスの力として使っていくのか、マイナスの力として使ってしまうのか、
コインの表と裏のように、元々は同じ力。
使い方によって変わるだけ…

スピリチュアルカウンセラーとして、
霊界通信を活用したカウンセリングを行うようになって初めて
今まで重荷以外の何ものでもなかった感受性という力を持てたことを
神に感謝できるようになりました。
なぜなら、
感受性というのは感じて受け取る力、人の心に敏感に反応する力であり
生きている人間でも、死んでいる霊魂でも
感受性が強いからこそ
霊界との交信が可能になるからです。

いつまで、どこまでできるのか、わかりませんが、
人間としての限界、自分の才能の限界と向き合いながら、
初心を忘れずに
これからもスピリチュアルカウンセラーとして、
霊界との媒体=mediumとして、
霊界通信の現場に立ち続けてまいります。

 

この道より我を生かす道なし この道を歩く
~武者小路実篤~

 

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