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calling・・・ 天職

実際に『そうであること』と
『そうあることに値すること』は
別のものだと言われます。
例えば、実際にゲームに勝つのと
勝つことに値することは違います。
正々堂々と勝負して勝つのと
卑怯な手段によって勝つのとでは
どちらが勝者としてふさわしいのか…
勝つために手段を選ばないというのは
勝負の世界では1つのやり方なのかもしれませんが
それが本当の勝利といえるのかは疑問です。

真の強者と言われる人は
むやみにその強さを誇示することなく
むしろ腰の低い人が多いようにも思います。
逆に、実力もないのに
他人を攻撃することには長けて
威勢だけいい人のことを
弱い犬ほどよく吠える…と揶揄します。

人は社会階級が高くなるほど
共感する能力が低下するのだそうで
権力が強まると
利己的なレンズを通して世界を眺めるようになり
他人に厳しく自分に甘い態度が
助長されると言われます。
そしてそのことに罪の意識を感じない様にする為に
自分を騙していく傾向があるのだとか…

例えば、本当はずる休みなのに
体調不良のせいにして会社を休んたり
自分の努力不足を
頑張ったけどポテンシャル的に無理…みたいに
不可抗力のせいにしたり

確かに努力だけでは追いつけない
才能というものは存在すると思います。

天職を意味する英語の『 calling 』には
招集という意味もあり
才能を生かせる仕事は呼ばれるのだと言われます。
天職は見つけるものではなく、自然に導かれるもので
必要とされる時に声がかかるのだと…

とは言え
『時』がいつ来るのかは人間にはわかりませんから
( 神のみぞ知る …)
準備(努力)は怠らないに越したことはありませんね。

大切な『 時 』を逃さないためにも
その『 時 』が来た時に慌てないためにも…
そして、
『 時 』を呼び寄せるためにも…

大きな山に登るにはそれなりの準備と工程が必要です

 

愚者は経験に学び
賢者は歴史に学ぶ
~ビスマルク~

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